第14夜あとがき

エヴァンは魔法士の中でナナセのことだけ記憶から消されています。もはや忘れられてそうな設定。

ここまでずっとがんばって幽霊さんの正体を隠し続けてきたのでようやくすっきりできました。
過去話を読み返していただければなんとなく振る舞い方などそれっぽくしてるつもりですが…どうかな。
今回のエピソードは11話に続いてずっと描きたかったものなのでしんどかったけど楽しかった。
リューとナナセもやっと出してあげられました。
リューは気が強いけど元気でやさしい女の子。
技族に対して友好的でないのは過去の話をおばあさんから聞いているからなので、技族への差別意識があるわけではありません。
首長はじめ多くの魔族はリューと同じく過去のことで技族へ良い印象をもっていないのです。
技族への差別意識を持っている魔族がいないわけでもないのですが…。
ちなみに魔族はみんな髪質が同じです。長毛種の猫みたいなふわふわのやわらかい髪の毛。

ナナセは魔法士の副士長。28歳、現在の魔法士の中ではアレックスに次ぐ年長者です。
真面目でひたすら仕事に打ち込む、ちょっとお堅い感じの女性。
魔法士になってなかったら教師になってたかも?
魔法士はこれで全員出揃いました〜いつか番外編とかで魔法士たちのエピソードも描きたいな。